昨今の環境問題
昨今の環境問題
従来型公害は、加害者が特定でき責任の所在が明確で、訴訟もでき、補償も対象者がある。企業=加害者という単純な図式で、生活者が常に被害者になる。
しかし、昨今の環境問題はすべてが当事者なので、責任の所在がなく規範を作り、すべての人が責任を持って処理しなければならない。すべての当事者で加害者であり、被害者であるのだ。
昨今は、自然界から資源を大量採取し経済的な発展を遂げているが、その一方で自然浄化作用を上回る不要品を廃棄するため自然環境が著しく悪化している。現在の社会的経済的発展をしながら資源を再利用化して循環型社会を作り、「持続可能な社会」を作り上げて行かなければならない。