ロジスティクスとは、ビジネス活動そのものである

ロジスティクスとは

ロジスティクスとは、物の流れ・情報の流れを、それらの源流から下流まで、正確に、且つ、効率よく統制管理する事である。 ロジスティクスとは、ビジネス活動そのものであり、今日、ロジスティクス無しでは、ビジネスその物が、存在し得ない状態となっている。

商品を生産し販売して、消費者に送り届けるまでのロジスティクスを見てみると、4つの物流系が包括される。

1.調達物流 メーカーの生産工場側から見て、生産のために必要とする、原材料、部品等を、協力会社から生産現場まで運び込む為の物流活動。

2.生産物流 メーカーが、生産工場において、製品を製造する為の、生産工程における物流活動。

3.販売物流 生産工場から出荷して、顧客・消費者に渡るまでの物流活動。

4.廃棄・回収物流 廃棄物や不良品、リサイクル品の回収を行う物流活動
以上、上記4つの物流系がビジネス・ロジスティクスの範囲である。


ロジスティクスの世界で大切なこと

ロジスティクスの世界においては、どの様な場合においても、要素別に見てその適正さを個々に判断するのではなく、各要素を複合的にみてその最適値を見出す、 常に要素別のコストのトレードオフを考慮しながら、プロセスを進めていくことが重要になる。

例えば、「輸送費」と「保管費」とのコストのトレードオフを考察してみる。 「輸送費」は、1回の輸送のロットサイズが大きくなれば、その総額は減少する事が一般的である。 一方、「保管費」については、ロットサイズが大きくなれば、単純にその保管する量に比例して総額は増加する。 これを横軸にロットサイズ、縦軸にコストを表したグラフを「輸送費」、「保管費」それぞれ作成し、2つのグラフを合成する。 すると、合成された曲線のコストの一番低い点が「輸送費」と「保管費」を合わせた時のコストが最も安くなる点であることが分かり、その時の最適ロットサイズが示される。